商品詳情
『 地球は日時計 』
CODE:9784834088861
日本發售日:2025年12月17日
時計がなかった昔の時代、人々が時間を知るために用いたのは影の動きでした。ヨーロッパの古い町の広場には、日時計として使われた塔が立っています。時間とともに移動する塔の影。なぜ日時計は規則正しく時を刻むのでしょうか。それは、地球が決まった速度で自転をしているためです。毎日昼と夜は交互にやってきて、季節は順番通りにめぐる。こうした規則正しく流れる「時間」は、地球の運動によってうまれるのです。なぜ夏と冬で昼の長さが違うのか? なぜ北半球と南半球で季節が逆になるのか? この本を開くと、小さな日時計や地球の模型など、立体のしかけがいくつも飛び出します。実際にしかけを動かしながら、地球の自転や公転のしくみについて考えてみましょう。地球の動きや太陽との関係をよく知れば、自分の町の日時計もつくることができますよ。小さな日時計を通して、大きな天体の世界を感じてみてください。安野光雅さんの美しい絵で、地球の動きと時間の関係を体験する科学絵本です。